2012年7月30日月曜日

「シビックの少女」、犠牲者9名の遺族と初会見

ソース
'สาวซีวิค' โผล่เจรจาญาติเหยื่อ 9 ศพเป็นครั้งแรก - タイラット紙 キャッシュ

「シビックの少女」が、初めて犠牲者9名の遺族との話し合いに現れた。合意に達しない場合は話し合いの期間を最長2ヶ月まで延長できる。

王宮前広場・未成年・家庭中央裁判所は7月30日13時、事件番号1233/2554号の会議を召集した。原告は未成年・家庭検事、被告はプレーウ少女(仮名・18歳)。罪状は2010年12月27日に起こした事故における、過失運転致死及び傷害、財産への損害、運転中の携帯電話の使用である。2012年6月22日に未成年・家庭裁判所は判決文を読み上げる予定だったが、先に両者が損害賠償について調停を行ったほうが良いとの裁判所の判断により、判決文の読み上げは延期され、7月2-6日から補償措置の話し合いが行われていた。

被害者の家族たちは、これまでプレーウ少女と会って直接話し合う機会がなく、精神分析医や社会福祉士とだけ話し合ってきたため、今回の話し合いは被害者の家族と被告による初めての会議となった。今回の会議に参加した被害者の家族は、乗合バンの運転手の母親、被害者の女性の母親、被害者の警察官の家族、被害者の女性の父親、また一部の被害者は地方に在住しているため代理人が参加し、また呼び出しを受けなかった家族もあった。一方のプレーウ少女は父母と共にヴァンに乗って裁判所に現れ、報道陣を避けるように裁判所の中へ入った。

未成年・家庭中央裁判所のジンラニット・ハワーノン裁判長は、「未成年・家庭中央裁判所法と、子どもの権利国際条約の原則に従い、子供を善人に更生させて社会に復帰させなければならない。この事件では、裁判所は被害者の家族たちと専門家による会議を行い、未成年を更生・治療する措置の手順と方法を定めた第132条に従って、双方が協力して考えるよう指示した。今回、被害者の家族側と被告は初めて話し合う機会を持った。合意に達するかどうかは会議の流れ次第だ。もし合意できなければ、最長2ヶ月まで話し合いを延長できる。それでも合意に達しなければ、委員会に案件を差し戻して判決文を読み上げることになる」と述べた。