2011年3月17日木曜日

ベトナムに史上初の降雪 津波の影響か

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ฮือฮา!หิมะตกเวียดนามครั้งแรกในประวัติศาสตร์ คาดอาจเกี่ยวสึนามิ キャッシュ

ベトナム北部サパの町に初めての降雪。ベトナム全土の住民がびっくり。日本の地震と津波の影響?

外国通信社の報道によると、3月17日、ベトナム北部にある有名な観光地サパの町で、初めての降雪が観測された。ベトナム全土の住民からは驚きの声があがり、一夜明けると全世界の大ニュースになった。

報道によると、異変が起きたのは3月16日の早朝で、サパの町に初めて雪が降った。サパの町はベトナム屈指の観光地であり、ベトナムの北部ラオカイ省にあり、中国の国境近くに位置する。

ラオカイ省天気予報局ファーム・グアン・ホー局長によると、現地時間16日午前5時ころからサパの町に雪が降り始めた。この地方に雪が降るのはこれが初めてで、9時15分頃になると、降り積もった雪の厚さは2.5センチになった。

「今回の降雪にはみんなビックリしました。自分の目で雪を見ようと、たくさんの人々が道路に出てきました」とファーム・グアン・ホー局長は語った。

3月11日に日本本州でマグニチュード9の地震と津波が起きてからというもの、世界各地で異常気象が発生しているとの報告がある。ベトナムの首都ハノイでは、日中の気温は11度まで下がり、16日の夜には9度まで下がった。

2011年3月16日水曜日

優しいタイ国税局 東日本大震災への寄付を控除

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สรรพากรใจดี บริจาคดินไหวญี่ปุ่นหักภาษีได้

国税局、タイ人の日本の地震被災者への寄付控除を認める。


国税局は、日本の地震被災者への金銭・物品による寄付は控除し、税金支払いの軽減または免除を認めると発表した。

個人で寄付をする場合は、3・5・7・9チャンネルの各テレビ局を通じて義援金を銀行に振込むこと。実際に振り込んだ額を、支払い後の収入の10%を限度として控除できる。

会社・法人が寄付をする場合は、実際に寄付した額を控除できる。ただし寄付を行う会計年度における純益の2%を超えないこと。

2011年3月13日日曜日

3月14日、タイ医師団が日本へ出発

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ทีมแพทย์ไทยเดินทางไปญี่ปุ่น14มี.ค.

タイ外務省、日本の被災者に義援金と支援物資を寄付

タイ外務省は日本の被災者への支援を受け付けを始めた。毛布などの支援物資の寄付を希望される方は、シーアユタヤー通りにあるタイ外務省か、ジェーンワッタナ通りにある外務省領事局で、毎日8:30~16:30にお持ち寄り下さい。土日も開いています。義援金を送りたい方は、外務省が開設した口座 クルンタイ銀行サームヨート支店 普通預金 口座名 เงินบริจาคช่วยเหลือผู้ประสบภัยที่ญี่ปุ่น(日本被災者義援金) 口座番号 002 0 271 468 へお送りください。


タイ赤十字が外務省との日本支援を準備

タイ赤十字の広報の発表によると、タイ赤十字はタイ外務省と協力して打ち合わせを行い、今回の被災者を最大限に支援するため、要請を受けた内容について検討する予定。タイ赤十字を通じて被災者へ義援金を送りたい方は、クルンタイ銀行 当座預金 口座番号 023 6 06799 0 へ送金し、振込用紙の控えを、ファックスで 0 2652 4440 へ、または電子メールで pr-fund-rc @ hotmail.com へお送りください。お問い合わせは電話 0 2256 4440 か、サービスセンター電話 1664 へお問い合わせください。

(ソース記事の一部を抜粋)

2011年3月7日月曜日

ジャコウネコのウンチコーヒーを求めるカンチャナブリ県民 一杯500~1,500バーツ

(インドジャコウネコ - wikipediaより)

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ชาวกาญจน์แห่ชิมกาแฟสดผลิตจากขี้ชะมด แก้วละ 500-1,500 บาท

3月7日朝8時、記者はカンチャナブリ県ムアン郡ゲーンシアン区セーンチュートー通り1番地105号にある、「奥様畑で採れたコーヒーのお店」(Coffee Rai Khun Ying)を訪ねた。ここに来た理由は、コーヒー愛飲家たちがとぎれることなくこの店を訪れ、ジャコウネコのウンチから作られるコーヒーを一杯500~1,500バーツで飲みにくると聞いたからである。自分で淹れて飲むために購入して家へ持ち帰る人もいるが、その価格は1キロで10万バーツという。店に着くと、店を経営するスラーチェート・ユットスントーンさん、スジタラー・ユットスントーンさん夫妻と10人以上の従業員が、忙しそうに客の応対をしていた。

店を経営するスラーチェート・ユットスントーンさんに後で話を伺った。
「店を訪れるお客は、公務員や、経営者、ふつうの人たちとさまざまだけど、共通しているのはみんなコーヒーが好きなんだね。注目してほしいのは、お客が注文するのはジャコウネコ(またはハクビシン)の排泄物から作られるコーヒーということ。このコーヒーは一杯500バーツから1,500バーツで、お客の求める風味によってそれぞれの値段が付いている。コーヒーの量は、ふつうのお店が出す一杯と変わらない」

「値段は高いけど、お客さんも覚悟の上、納得してお金を払ってくれる。一部のお客さんは、持ち帰って家で淹れて飲みたいと、1キロ10万バーツでコーヒー豆を買っていく。このコーヒーが高価なわけは、原材料が手に入りづらいことと、製造工程がとても難しいことだね。お客さんに出すまで、製造には1年もかかる。この製造方法は、自分と妻で3年がかり試行錯誤を繰り返したあげく、やっとお客さんに販売できるようになった。ジャコウネコの排泄物から作られるコーヒーは、すべてのコーヒー愛飲家たちが夢中になる豊かな風味を持つだけでなく、内蔵を癒すと信じられているよ」

自分はタイで初めてジャコウネコの排泄物から作られるコーヒーの配合を考え、不思議で、新しく、かつ濃厚な味を完成した。しかし、いまのところ県外への販売は十分とはいえず、とくにタイ南部・中部地方へはまだまだこれからである。

カンチャナブリ県でこのコーヒーを販売しているのは、唯一自分の店だけだ。このコーヒーは外国からの需要が多く、特に多いのは日本、韓国、欧州である。ジャコウネコはタイの動物保護法の指定を受けた保護動物であり、天然資源・環境省の法律によって野生保護動物に指定されている。

将来は、ジャコウネコの商取引が可能になり、農家の貴重な収入源になり、国に莫大な利益をもたらすと思う。現在、生物経済開発事務局では、ジャコウネコの養殖を振興するプロジェクトを予定している。これによって、豊かな収入が得られるだろうと、スラーチェート・ユットスントーンさんは語った。

このお店の常連客、ユッティ・サワットさんに話を伺ってみた。
「私はコーヒーを飲むのが好きで、この店がジャコウネコの排泄物から作られるコーヒーを出して以来、ここの常連になっている。最初はあんまり飲む気がしなかった。けどコーヒー愛飲家たちが何人もやって来るのを見て、財布を叩いて500バーツを払うことを決心した。飲んでみたら、この価格にふさわしいコーヒーだとよくわかった。でも、自分がいままで飲んだ、最も高価なコーヒーでもある。試しに飲んでみると、このコーヒーの香りが口いっぱいに広がり、不思議で新しく、濃厚な味がするね。500バーツ以上の価値があることは間違いないよ」

参考リンク
おまけ
BTS の Chong Nongsi駅、Siam方面行きのホームから覗いた真下にある Dean & DeLuca というお店では、一杯1,000バーツでコピ・ルアクが飲めるそうです。

動画

2011年3月1日火曜日

「小さな尼さん」と「カラス飼育家」のニュース写真が、2010年報道大賞

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ภาพข่าว'แม่ชีน้อย-คนเลี้ยงกา'สุดยอดอาชญากรรม 53 キャッシュ

2010年度事件報道コンテストにおいて、「タイラット」紙が新聞報道大賞・写真部門で優勝。受賞写真は「小さな尼さん」と「カラス飼育家」。

3月1日午前9時、タイ事件報道協会タイシロート・ミンクワン代表は、2010年度事件報道コンテストの結果を発表した。報道写真部門においては、2月5日から28日にかけてインターネットを通して一般読者からの投票が行われた結果(People Awards)、新聞部門の最優秀賞は、タイラット紙所属、プラシット・ニウェートーン氏撮影「小さな尼さん」が受賞。1位はデイリーニュース紙所属、サーサナ・シリラープ氏撮影「超緊張」。2位はタイラット紙所属、タウィーチャイ・チャンタウォン氏撮影「カラス飼育家」。3位はデイリーニュース紙所属、チエンマイ県報道チーム撮影の「オージー・マニア」がそれぞれ受賞した。

テレビ分野の報道映像部門では、3ミティ撮影の「RKK包囲網」が最優秀賞を受賞。1位はCH9の「トンブリー地区カジノ急襲」、2位はCH11の「船上の出産」、3位はCH7の「悩める白人」が受賞した。

タイ商業大学情報学科のソーポン・カンハセーン常任講師は、報道写真について以下のように意見を述べた。事件写真というものは、ほとんどが2種類に分けられる。過激なものと、過激でないものだ。今回の結果を見れば、報道写真は必ずしも過激である必要がないことがわかる。「小さな尼さん」が托鉢をしているのを見れば、可愛らしい、守ってあげたいと、ゆったりとした気持ちになり、この社会を覆う過激さや自然災害の憂鬱を和らげてくれる。他の写真でも、人の心境を写した感情に訴えかけるものがあり、このことからも、流血と死体だけが新聞の報道写真ではないと言うことができるだろう。

テレビ分野の報道映像部門について。一般的なテレビ放送には画像と音声がある。実際に事件が起こっている場所からの映像は感情に訴えてくる。いま銃を撃っている。いま事件が起こっている。視聴者の興味に訴えかけ、面白そうだと知名度を上げれば有利になるだろう。というのも、いまの社会には動画がある。インターネット上の動画は、秘密を暴き、暴露し、スクープを報じて人気を集めている。その例がカジノの秘密を暴いた動画である。撮影した映像が犯罪の証拠にもなっており、マスコミの務めを十分に果たしたとも言える。いずれにせよ、報道側の知識と、動画の即時性、普及度、手軽さの組み合わせは、インターネットによる報道のひとつの進むべき道といえるだろう。