2010年5月25日火曜日

金鉱脈で村は大金持ち 毎日が金探し

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รวยยกหมู่บ้าน เจอบ่อทอง คนแห่ขุดทุกวัน
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村人が金を掘り出し大騒ぎ!三ヶ月前にサケーオ県ワッタナーンコーン郡ボーナーンチン村で見つかった金鉱脈。それを知った人々が掘ると、毎日見つかる金塊。お金持ちになった村人は新車を購入…

5月25日、サケーオ県ワッタナーンコーン郡フアイジョート区ボーナーンチン村の外れ、フアイジョート区4番地付近にある広さ約30ライ(4.8万平米)の場所で、金鉱脈が見つかったとの知らせを受けた。真偽を確かめるため、記者が現場に赴いたところ、100人以上の人々が、深さ1~2m、幅2~3mの大きさの穴を50箇所以上掘って金を探していた。フアイジョート区の住民サワイ・グンシリーさん(48歳)は、すでに約1グラムの金を見つけた幸運な男性である(訳注:写真のおじさん)。

フアイジョート区のスバン・シアムキン村長によると、今回の件で人々が掘っている約30ライ(4.8万平米)の土地は、サケーオ県の有力者、アムポーン・サンチョムゲーオ氏が所有している。所有者は村人が有料で金を採掘することを認めており、その額は300~500バーツ、広さは4m x 2mである。

それと接している10ライ(1.6万平米)の区域は、フアイジョート区在住の陸軍士官、ボンルー・チュイイウ氏(80歳)が所有しており、村人のために土地を無料で開放している。しかし採掘した金は、1グラム950バーツでチュイイウ氏に売らなければならない(訳注:現在の金の市場価格は1グラム約1200バーツ)。そのため近隣の人々が、この2区画で採掘しに集まって来ている。

村人は3ヶ月前に採掘を始め、ほぼ毎日収入を得ており、平均すると1日あたり1グラムである。昨月、ある幸運な人が大きな金塊を発見、重量は不明だが販売したところ400万バーツになり(訳注:日本円では1千万円以上)、ボーナーンチン村の富豪の仲間入りをした。ほとんどの村人が金探しによって収入を得ているため、家を新築したり、新車を購入する人を見ても、不公平を感じる人はいない。

スバン村長は次のように語った。ボーナーンチン村の村人たちは運が良い。なぜなら村全体で約18,000ライ(3千万平米)の土地があり、金鉱と1グラム以上の金塊があらゆる区画に眠っている。土地を調査した関係者は、ボーナーンチン村周辺の土地には、かつて金鉱があったことを確認している。大昔の人々による、金の採掘を示す証拠がいくつも見つかっている。

2010年5月15日土曜日

発掘された大昔の舟に、宝くじの当選を祈る

ソース
ขุดพบเรือโบราณ คอหวยลุย กราบไหว้ขอเลขเด็ด
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長さ11メートル幅80センチの大昔の丸木舟が運河から引き上げられ、当たり番号を求めて拝む村人たち。舟を見ていた村の女性が気絶し目覚めると、自分は舟の持ち主で、舟を作るのに20年かかり、年齢は数百歳だと語り、ランナー様式の民族衣装を求めた。

5月12日の12時半頃、タイ北部ガンペーンペット県クローングラーン郡ポーンナムローン区クローンプライ村4番地の横にあるタピオカ畑の近くで、村人数百人が運河から引き上げられた大昔の丸木舟を見に集まった。

ポーンナムローン区役場の職員ブンチャン・インパイさん(43歳)によると、昨日夕方頃、上記の運河で村人が投網で魚を採っていたところ、水中で木材を踏んだことに気付いた。その大きさが普通でないと感じたので、水に潜って確かめてみたところ、非常に長くて中央に溝のある、舟に似た木材であることがわかった。そこで近所の人々に知らせ、トラクターを使って引き上げたところ、長さ11メートル幅80センチの、大昔の丸木舟であったため、村人は北部タイの習慣に従って、お供えをして拝んだ。

その後、話を聞いた域内すべての村と周辺の村々の人々が、丸太舟を見に続々と集まって来た。宝くじの当選日が近いこともあり、クローンプライ村の村人は、舟をクローンプライ寺に安置することに決めた。

皆が協力して丸太舟を自動車に載せたところ、舟を見ていた村の若い女性が気を失って地面に倒れたため、村人が手当をしたところ、地面から起き上がると金切り声を上げたため皆は驚いた。その女性は、自分は舟の持ち主であり、美しいランナー様式の民族衣装を自分に用意して、自動車を綺麗に飾らない限り、舟はどこにも移動させないと言った。

そこで村人は要求通りに物品を用意し、話を聞いたところ、この女性は次のように述べた。私はチェンマイに住んでおり、妹と一緒に夫を探して舟で下ってきた。舟を彫るために20年かかり、舟に乗ってきてから約10年が経ったが、夫は見つからない。この付近で私の舟は沈み、それからずっと舟を見守ってきた。今では年齢は数百歳になる。もし寺に居させたいならば私の言う通りせよ。さもなくば呪われるであろう。村人は急いでこの女性の言う通りにした。

この話しが伝わると、周辺からさらに多くの人々が集まり、お供えの花や蝋燭、線香を持ち、お供えを買って、タイ北部の作法に従って幸運を祈願し参拝した。宝くじの番号を求める人も多く、夕方になり自動車の飾り付けが出来上がると、舟をクローンプライ寺に奉納するために人々の行列ができた。

舟は南洋材でできており、約100年前の丸木舟と推測される。村人が「クローン」と呼ぶ古代の道具を用いて彫られる舟である。かつてのガンペーンペットには非常に多くの林があり、林に関する事業を独占していた。クローングラーン郡にある林で木が切られ、運河に流され、その後筏に仕立てられピン川を流してタイ中部へと運ばれた。
丸木舟の材料は、かつてクローングラーン郡に多く生えていた南洋材が好んで使われる。未完成の状態まで舟の形に彫られ、やはり筏に仕立てられタイ中部まで運ばれて売られた。それを買った者はもう一度仕上げ加工を行った後で使う。従って想像するに、売るために彫られた丸木舟が、運ぶ途中に沈み失われ、それがこのように見つかったのであろう。