2011年6月3日金曜日

大きさ3メートル以上の巨大エイ、チャオプラヤー川岸に出現!

(ヒマンチュラ・チャオプラヤの標本 - wikipediaより)

ソース
ชาวบ้านตื่นปลากระเบนยักษ์ยาวกว่า3เมตรโผล่ริมแม่น้ำ キャッシュ

巨大エイがチャオプラヤー川岸に出現して住民は仰天。死ぬ寸前で息も絶えだえ。パトゥムターニー県知事の予想では砂糖運搬船の転覆が原因。エイは岸辺に泳ぎ着き、漁業組合はそれを水に戻したが…


6月2日21:00、本紙記者はパトゥムターニー県サームコーク郡クローンクワーム区に住む市民からの連絡を受けた。巨大なエイが家の下の水路に浮かんでおり、近所の住民と協力して捕まえたという。知らせを受けた記者は急いで現場に赴いた。

現場に着くと、そこには多くの人が集まってエイを見物していた。検証の結果、見つかったのは巨大なエイで、頭から尻尾までの長さは3メートル以上、胴体の幅は約2メートル、重さは400kg以上であることがわかった。集まった人々は手にした携帯電話で写真を撮影し、写真に撮った巨大エイを眺めていた。これほど大きなエイは、誰も見たことがないと言う。

取材を行い、近所に住むアンポーン・ホントーンさん(32歳女性)に話を伺った。
「この巨大エイが川に浮いているのを見たのは今日の夕方頃でしたけど、そのときは何とも思いませんでした。ところが22時頃になって、家の下にある水路へ行ってみると、このエイが浮いていたんです。そこで近所の人を呼んできて、みんなで一緒になって捕まえました。それから県の漁業組合に連絡して、エイを助けてほしいとお願いしました。だいぶ弱っていましたから」

23時半になり、パトゥムターニー県知事ウィラサック・ヒンムアンガオ氏と、パトゥムターニー県漁業組合タノン・タケーオトッサポン氏が現場を訪れたが、エイを救うことはできなかった。このエイはその後まもなく死んでしまったのである。パトゥムターニー県知事は次のように語った。
「このエイが浅瀬に上がってきたのは、アユタヤ県で起こった砂糖運搬船の転覆が原因だろう。その影響でエビ、貝、カニ、魚すべてが岸に上がろうとして命を失っている。エイの死骸は住民から譲り受け、パトゥムターニー県漁業組合が預かり、サームコーク郡漁業局で保存する予定だ」

#訳注:この巨大エイは「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」というそうです。詳しくはWikiの淡水エイを参照。