2010年3月6日土曜日

メコン川に163年間水没していた仏舎利が現わる ナーガ(龍神)の足跡を発見

ソース
พระธาตุโผล่แม่โขง จมน้ำ163ปี เจอรอยพญานาค
http://www.thairath.co.th/content/region/69086 キャッシュ

メコン川のノーンカーイ県流域では水位が下がり、メコン川の中に163年以上沈んでいた仏舎利が4m以上の高さで現れた。それと同時に奇妙な足跡が川岸に停めた乗用車のトランクの上で見つかった。持ち主はナーガ(龍神)の足跡だと信じている…

3月6日、ノーンカーイ水上警察のブンルアン・リヤブトーン少佐は、報道陣と共にメコン川の水位を調査するため、水上警察の船着場から水の中にある仏舎利までの距離約3kmを目指して出発した。メコン川の水位は日夜下がり続けており、ここ50年で最低となる0.32mを記録したため、川の中にある仏舎利、別名ラーノーン仏舎利と呼ばれる、村人により西暦551年に建てられ、お釈迦様の右側の御聖骨9片が入っている仏舎利が姿を表した。

かつてラーノーン仏舎利は古代寺院の中庭に位置していたが、メコン川の急流が川岸を削り落としたため、仏舎利は1847年にメコン川の流れに呑み込まれた。メコン川の流れに沈んでから今年まで163年間、右側から倒れた形で水面下に沈んでおり、メコン川の水位が下がった年はわずかに仏舎利の土台の縁が1~2m程見えるだけであったが、今年は仏舎利の土台から中心まで、水面から高さ4~5mまでがはっきりと見える。

ブンルアン少佐によると、今年がメコン川の水量は例年に比べ異常に低いため、ノーンカーイ水上警察の船着場の対岸付近では例年よりもラオス側の川岸が広くなり、メコン川を流れる水の流れが常に変化している。水上警察の船が巡回に出るときは水の流れに注意しないと船が川底に乗りあげてしまうことがあり、その問題が頻発している。水が少ないときは、巡回する係官の苦労が増し、巡回船が壊れるリスクも増す。

仏舎利の一部がはっきり見えるということは、すなわちメコン川の今年の水量が非常に低いということで、メコン川の川岸に暮らす人々が使う十分な水があるかどうかが心配される。

それと同時に記者が受けた知らせは、爬虫類が這ったような奇妙な足跡が、ノーンカーイ県ノーンカーイ郡仏舎利村、メコン川の岸辺に停めてあった乗用車の上に見つかったとのことである。そこで取材に向かったところ、仏舎利村に住むラッチュダー・ウォンチャムノンさん(33歳女性)が所有する、黒のノーンカーイ県ナンバーのホンダ・アコードに、硬い背骨を持った生物が這ったような跡が、ぐねぐねと4インチほどの長さで、クルマのボンネットとトランクに残っていた。

自動車の持ち主、ラッチュダーさんは次のように語った。毎日メコン川の川辺に駐車しており、今朝になって兄が自動車に乗って自分の自動車の後ろに停めたところ、ナーガ(龍神)が自動車の上に乗った跡があると言われた。そこで自分で見に行くと、確かにノーンカーイ県ではよく見かける足跡が残っており、近所の村々の人々が集まってきておりナーガ(龍神)の足跡だと言われた。それに加えて、自分の夫は出家している最中で、他県に巡礼に行っているため、ナーガ(龍神)の足跡があったことを電話で話して聞かせたところ、夫からは出家をしているときにナーガ(龍神)の出来事があったのは功徳の現れであると言われた。ナーガ(龍神)の足跡が自分の自動車についたのを知り、これは間違いなくナーガ(龍神)の法力によるものだと信じていますよ。