2012年3月13日火曜日

「セイコー」従業員、一時金の支払いを求めて労働省に乱入

ソース
คนงาน “ไซโก้ฯ ” บุกก.แรงงาน เรียกร้องนายจ้างจ่ายเงินชดเชย

3月13日労働省 - 「セイコー」従業員、工場が洪水避難のためチャチュンサオ県に移転した後で、雇用主の払う一時金の増額を求めて労働省に乱入。福祉局長はデモの必要はないと指摘、交渉で解決可能との見方を示した。

セイコーインスツルメンツ(タイランド)はパトゥムタニ県ナワナコン工業団地にある、コンピュータ・電子部品の製造・組立会社。その社員300人以上が労働省でデモを行い、チャチュンサオ県への工場移転に同意した社員への、福利厚生の追加と特別一時金の増額を雇用主に訴えた。デモ参加者が労働省の上層階に侵入しようとしたため、デモは非常に緊張した雰囲気の中で行われた。侵入は係官によって阻止された。

セイコーの機械整備課長、ワッチャリン・ミンマート氏は次のように述べた。雇用主からの提案では、社員はチャチュンサオ県に転勤するか退職するかの選択を、3月16日までに決断するように強制している。また、雇用主からの提案は満足できるものではないため、2件の訴えを掲げてデモを行った。すなわち、退職を選んだ社員に対しては、雇用主は特別保証金と増額した準備金を支払うべきであり、一方のチャチュンサオ県への移転を選んだ社員に対しては、雇用主は引越し費用と住居費用を増額すべきだ。その理由として、パトゥムタニ県よりも生活費が高いことが挙げられる。また、職場と住宅地が遠く離れているために不安を感じている。雇用主にはこの件を配慮してもらいたい。

アーティット・イッサモー労働福祉・保護局長は次のように述べた。本件についてはすでに交渉を行ったが、社員たちは不満に感じたためデモを行った。私の考えでは、この件はデモを行うほどのことではなく、役所に来た他の人たちに迷惑をかけているし、同時に参加者たちも交通費を浪費することになる。いまのところ、雇用主の考えは以前と同じであり、法律に基づいた保証金を支払うつもりである。しかし、日時を決めてもう一度交渉を行うことはできると信じており、双方は明日(3月14日)にパトゥムタニ県の労働福祉・保護局で交渉を行う予定である。 - サムナックカーオタイ