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ลำพูน-สถานการณ์หมอกควันกลับมาวิกฤตอีกครั้งランプーン県における野焼きによる煙害は、一時期薄くなっていたものの、以前の2倍の規模になって 帰ってきた。地元民が密かに野焼きを続けていることが原因で、ランプーン県知事は当該地区の村長の処罰も検討している。
2012年2月23日の朝、ランプーン県内の野焼きによる煙害は以前の2倍の規模になって帰ってきた。すべての道路は以前よりも濃い煙で覆われ、空が見えない状態である。風がないため野焼きの煙は空を厚く覆い、運転する際の視界はたったの 1km だけである。
リー郡・トゥンフアチャーン郡・メーター郡では、深刻な山火事が発生している。原因は地元民が密かに大量の野焼きを行なっているためで、その煙が森から上記の3つの郡へと広がっている。上に述べた3つの郡以外でも、特にリー郡・トゥンフアチャーン郡のドーイコーム(山)と丘の上で、かなりの数の野焼きが密かに行われている。この山火事は、村人が砂糖大根・赤蟻のタマゴ・ヘットポ(キノコ)を探して野焼きをするために規模が大きく、煙量値は基準を超えているものと思われる。
サルチャイ・カンアーサー ランプーン県知事は、野焼きが行われている村を担当する村長の処罰を検討しており、同時に各地区の郡長に管理監督の権限を与え、村人による野焼きの禁止と、山火事消火機器を村に常備することを検討している。
それと同時に、農家と野焼きの計画を打ち合わせ、また雨量に合わせることで、野焼きを減らすようにお願いしている。また一方では、王室知識計画の一環としてメージョー大学の協力を受け、農作物の余剰品を使った発酵肥料の製造支援を行なっている。この発酵肥料は、ランプーン県内にある肥料会社が 1t あたり 3,000バーツで買取ることが保証されている。