2010年6月15日火曜日

ラムタコーンダムが旱魃 農業用の放水休止か

ソース
เขื่อนลำตะคองโคม่า อาจงดจ่ายน้ำเพื่อการเกษตร
http://www.thairath.co.th/content/region/89567 キャッシュ

現在の貯水量は、合計3億4,144万立方メートル、満水時の貯水量の34.40%である。大型貯水池の貯水量減少は最も心配されており、現在は危機的レベルになっているのが、シーキウ郡クローンパイ区にあるラムタコーン貯水池である。この貯水池は、シーキウ郡、スーンヌーン郡、カームタレーソー郡、ナコーンラチャシーマー市の80地区、チャルームプラキアット区などの、多くの地区に住む人々へ、農業や生活用水を供給するための重要な水源となっている。また、ナコーンラチャシーマー市の上水道の唯一の水源でもある。

チャックリット氏は以下のように語った。現在のラムタコーン貯水池の貯水量は8,486万立方メートルで、満水時の貯水量3億1,449万立方メートルの26.98%である。ナコーンラチャシーマー県パクトンチャイ郡タコップ区にある、ラムプラプルーン貯水池の貯水量は4,364万立方メートルで、満水時の貯水量1億1,100万立方メートルの39.67%である。中規模の貯水池は18箇所あり、満水時の貯水量は1億6,894万立方メートルだが、現在の貯水量は44.73%の7,556万立方メートルである。

そのため、ラムタコーン送水管理局では、農家に田植えを止め、7月15日以降に延期するように呼びかけている。その時期ならば雨が降り、ラムタコーンダムから農業への送水は絶対に止まることはないし、人口降雨局と協力して水が途切れないようにダムの上流に雨を降らせるよう計画している。いままでの降雨はほとんどがダムの下流で降っているため、ラムタコーンダムの水位は下がり続けているが、もし7月15日になっても雨が降らず、水が得られないのであれば、即時にダムからの放水量を、現在の半分に減らす必要があるとチャックリット氏は語った。

ナコーンラチャシーマー県ダーンクントット郡ヒンダート区にある人工降雨局長アヌチャー・ウォンシリーサイ氏によると、ナコーンラチャシーマー県で旱魃に苦しむ28郡のひとつ、ダーンクントット郡では、陸軍は給水車3台を出動させ、生活用水の不足に悩む国民への給水活動を行っている。生活用水の不足に困っている16郡のうち、特にフアイボン郡、ヒンダート郡、ソーンブアラコーン郡、バーンガオ郡、タキアン郡の5群において深刻である。すでに区では緊急援助の予算50万バーツを許可しているが十分ではなく、県からの早急な支援を申請している。